PTCAガイドワイヤーのコアとなるワイヤーやPTCAガイディングカテーテル内部に埋め込まれているブレードワイヤーの製造には、朝日インテックの高精度伸線技術が応用されています。
この伸線技術の命とも言えるのが、ダイスと呼ばれる中央にミクロンレベルの穴(ホール)があいた直径2.5cm程度の部品です。このダイスのホール部分はダイヤモンドでできていますが、使用するにつれて徐々に磨耗してしまいます。
朝日インテックではダイス形状の精度を高い水準で保つため、高精度ダイス形状検査装置を導入し、数千分の1ミリ単位でダイス中央のホール形状を測定し、管理を行っています。すべての製品の素となる伸線工程を厳格に管理することにより、誤差を限りなく抑えた高精度の医療デバイス用パーツが生み出されています。