非常に優れた柔軟性と回転伝達性を備え、手元の回転動作を先端部に正確に伝える事ができる多条多層コイルです。 曲がりくねった血管内において屈曲した状態でも高速回転が可能です。アテレクトミーや血管内イメージングデバイス、また両方向の回転動作が必要な治療用カテーテルシャフト等に最適です。
トルク伝達特性
トルクコイル(多条多層コイル)と単条コイル、もしくはACT ONE(多条コイル)とブレードチューブ、の特性比較です。優れた伝達特性により手元の操作を先端部に伝えることができます。
トルクコイルの構造
比較的大きい外径(2~4mm)に高いトルク伝達性と柔軟性が求められる用途については、当社のトルクコイルが最適なソリューションとなります。必要な回転方向に応じ、2層および3層構造のトルクコイルを提供しています。
丸線トルクコイル
高速回転時においても安定した回転運動と優れた柔軟性を両立。
丸線トルクコイルは、非常に狭い屈曲部において高速回転を実現します。トルクコイルの用途例として血管内超音波(IVUS)カテーテルが挙げられます。主な利点は、蛇行性部位において安定した高速回転が可能であることです。また、追加ケーブルや光ファイバーに内部ルーメンを組み込むことも可能です。
平線トルクコイル
優れた柔軟性と両側回転および耐伸長性を実現。
- 高い耐軸方向伸長性と耐圧縮性
- 優れたトルク力・トルク伝達性(手元操作速度)
- 肉厚が薄く、平らな表面形状
製品仕様
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